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THE SANDBOXとDecentralandの違い

ゲーム内土地NFT・ランド(LAND)とは?

ディセントラランド内の土地はランド(LAND)と呼ばれます。ランド(LAND)はNFT化されているため、唯一無二の存在、すなわちランド自体に価値があることを指します。

ランド(LAND)内では、実際の土地のようにプレイヤーがゲーム・アプリ・ギャンブルをはじめ、教育施設や観光施設も作れます。

ランド(LAND)の単位である1plotは330m四方の土地です。この土地をプレイヤーが自由にカスタマイズできます。カナダの投資会社が2021年11月25日にディセントラランド内のLANDを2億8,000万円で購入したニュースでも話題になりました。

ちなみに画像内のParcel(25,222MANA)の土地は、日本円で146万円で売りに出されています。(2021年11月29日レート)

THE SANDBOXとDecentralandの違い

DecentralandとThe Sandboxの違いは、世界観だと言うことができます。
両社とも3Dモデルでメタバースが構築されていることに変わりはありませんが、Decentralandはポリゴンチックな3Dモデル、The Sandboxはピクセルチックな3Dモデルでその世界が作り上げられています。

ロードマップ

仮想通貨におけるロードマップ とは、企業が株主に対して中長期の事業計画および目標を提示するのと似ています。

THE SANDBOXには、常に明確なロードマップ の提示があります。

22年末までにプレイステーションなどの家庭用ゲーム機器での利用、23年末までに5,000のゲームを利用できるようにする、という決意表明があります。

THE SANDBOXは、企業のように目標や計画を置いて、着実に進めている印象があります。

一方、Decentralandには特定のロードマップがありません。「アイデアが面白ければ、どんどんやってみよう!」みたいな少しサークル的なノリを感じます。

れまでDecentralandは具体的なロードマップを出していませんでした。しかし、21年後半になって、プロジェクトのロードマップの作成を「Decentraland Foundation」に委任する提案がDAOで承認されたため、今後は同団体からリリースがある予定です。

コミュニティ主導でDAOと呼ばれる自律分散型組織が、よりオープンであるという意味では魅力的ですが、サラリーマン文化が根付いている日本人からするとちゃんと進むのかな、という不安はありますよね。

DAOについての内部リンク

Decentralandは、良くも悪くも分散型の運営体制で、ゲームの将来がどうなるかはユーザー次第な部分があるわけです。

提携企業

THE SANDBOXは150以上のブランドと提携しています。

ビッグネームのいくつかは、adidas、Binance、人気テレビドラマ「ウォーキング・デッド」などなど。

彼らはまた、最近、SoftBankから、9,300万ドルの資金調達をされています。この資金で、THE SANDBOXの開発者は、ライブ音楽やユーザー向けの新しいゲームなど、より魅力的なサービスを推進できます。

一方、Decentralandは20を超える投資家に支えられています。

  • Digital Currency Group:ブロックチェーン企業専門のベンチャーキャピタル
  • Kenetic Capital:ブロックチェーン企業専門のベンチャーキャピタル
  • Animoca Brands:THE SANDBOX を開発するゲーム会社

もちろんビッグネームが揃っていますが、提携している企業などの数を考えると、THE SANDBOXがリードしているように感じます。

価格予測

これまでの価格推移としては、20年2月時点では1MANA約8円だったところが、21年3月になって100円を超えるまでに上昇。

10倍以上価格が上昇した背景には、同時期のNFT関連銘柄の高騰や、米老舗ゲーム会社がDecentraland内でカジノ建設を発表したことなどが考えられます。

  • 2021年5月:NFT市場の取引規模が拡大し、171円を記録
  • 2021年9月:仮想通貨市況の悪化の影響を受け70円を下回る
  • 2021年10月:Facebook社の社名変更。メタバースへの注目度高まりから406円を記録
  • 2021年11月:NFT市況の高まりから600円とブル相場を維持
  • 2022年4月:290〜300円台を維持

その後、数か月以上大きな変動はありませんでしたが、21年11月には爆発的な上昇をみせ、同月25日時点で1MANAで600円を超えるまでに。これには、前述したようなFacebook社の社名変更や、メタバース関連企業に巨額の出資が相次いだことにより大きな注目を集めたことが理由として挙げられます。

近年のアルトコインに買いが集まっている傾向や、Decentralandの需要が順調に高まり続けている事を踏まえれば、今後も上昇する可能性はあるでしょう。

執筆時点では、THE SANDBOX(SAND) は340円ほどで、CoinMarketCapで41位にランクされています。一方、Decentraland(MANA)での価格 ランキング34位で約230円。

米国大手仮想通貨予測サイトWalletinvestorによると SANDの価格は、2022年末までに平均14.561ドルに上昇し、2025年末までに53.374ドルに達すると予測しています。

https://walletinvestor.com/forecast/the-sandbox-prediction

一方で、 Decentraland(MANA)の価格は、2022年末までに平均5.554ドル、2025年末までに15.582ドルに達すると予測されています。

https://walletinvestor.com/forecast/decentraland-prediction

価格予測においてはTHE SANDBOXが、大きく勝っている印象を受けます。

現時点では、THE SANDBOX(SAND)への期待値が、Decentraland(MANA)よりも上回っているとも言えるでしょう。

もちろんあくまで、価格予測なので今後を正確に明示するものではありません。

 

DecentralandとAxie Infinity(アクシー・インフィニティ)との違い

Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)は、「Axie(アクシー)」と呼ばれるモンスターを集め、戦わせる対戦ゲームとなっています。

ゲームの中にはルナーシアと呼ばれるメタバースがあり、ユーザーはその土地を購入することができます。土地はNFTとして販売されており、土地を所有するユーザーはさまざまな利益を享受することができます。

DecentralandとAxie Infinityの違いは、遊び方(ゲーム性)だと言うことができます。

Axie Infinityは、アクシーを介してターン制対戦ゲームを行うことが主目的のメタバースです。用意されているルナーシアというメタバースも、あくまでこの対戦を行うための補助的な役割に留まっています。

一方でDecentralandは、ゲームがメインのコンテンツではありません。メタバース内に様々なコンテンツが用意されていて、その中の一つとしてゲームが存在しています。

21年11月までの動向としては、Decentraland内に建てられたアートギャラリーにおけるNFT取引を拡大する試みが進められています。例えば11月にはロンドン創業で世界最大のオークション企業の一つ「サザビーズ」と提携を発表し、メタバース内で多くの競売が行われるようになりました。Decentralandのアートギャラリーでは、アートを売買するだけでなくボイスチャット機能を通じてバイヤーがアーティストと直接会話が可能です。

他には、ブランドや有名人がNFTドロップや広告などを掲載できるシステムを構築する提案や、座る・握手などアバターのアクションを追加する提案も可決され、実装が進められています。

DAOで検討中の提案で特に注目すべきは、Decentralandを他の複数のメタバース世界と統合し、相互運用やユーザーの行き来を可能にするというアイデア。これが実現すれば、今後のメタバース市場を新たな次元に引き上げる可能性があります。

また、長期的には、既存のインターネットの問題を解決する分散型の新しいインターネット「Web3.0」を実現するプロジェクトとしても期待されています。

関連:Web3.0で何が変わる? ブロックチェーン技術が実現させる新しいインターネット

Decentralandの今後の課題としては、手数料の高さや、デジタルアイテム・LANDの高騰で初期投資が高額になるため参入障壁が高いという点が挙げられます。

DecentralandのLANDの購入はCoincheck NFT(β版)がおすすめ

LANDを貸して不労所得を得たい、Decentraland上で不動産経営を行いたいと考えた方は、Decentraland上のLANDを購入する必要があります。

簡単かつ安全にLANDを購入したいという場合には、「Coincheck NFT(β版)」がおすすめです。

前述したように、21年12月時点で仮想通貨MANAは日本の取引所では販売されていません。しかし、ますます盛り上がるメタバース市場に国内から参戦するならCoincheck(コインチェック)の口座を所有しておくのがおすすめ。

まず、LANDなどNFTコンテンツの取引などDecentralandの経済圏に参加するには仮想通貨が必要です。もし仮想通貨取引所の口座を保有してない場合は、仮想通貨を日本円で購入でき、金融庁の規制の適用範囲で安全性の高い国内取引所で口座開設しましょう。

一般の大手マーケットプレイスは英語表記がメインな場合が多いですが、Coincheck NFTなら日本語対応で初心者でも簡単に利用できて安心です。Coincheck NFTはコインチェックの口座を保有するユーザーなら誰でも簡単に利用できます。

さらにコインチェックは、アルトコインを積極的に上場する国内随一の取引所。口座開設は無料なので、メタバースに関心のある人はコインチェックで口座開設しCoincheck NFTで関連アイテムを入手すると良いでしょう。

「Coincheck NFT(β版)」は、従来のNFT取引において課題となっていた、ネットワーク手数料(Gas代)の高騰や複雑な取引方法などの課題を解決したNFTマーケットプレイスです。

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